2021年4月11日〜6月13日まで毎週日曜に放送されたドラマ『ネメシス』(日本テレビ系列)。
この記事では、ドラマ『ネメシス』の第1話から最終話(第10話)までのあらすじと、結末や犯人のネタバレを紹介します。
『ネメシス』は、ダブル主演となる広瀬すずさんと櫻井翔さんによる探偵ミステリーで、1話完結のドラマ。
しかし、全10話で起こる事件それぞれが、20年前の事件を発端とするアンナ(広瀬すず)の父の失踪にまつわる真実に通ずるということなので、どの回の内容も見逃せません。
ドラマ『ネメシス』は、各話で推理小説作家が脚本協力として参加しており、それぞれのワールドを楽しめる点も見どころの一つとなっています。
小説版『ネメシス』とドラマとでは、かなり大きく異なる点もあるので、ここではドラマのあらすじとネタバレをしていきますよ♪
また、総勢75名以上もの豪華出演者が予定されていて、ストーリーの展開とともに各話とも楽しみになりますね♪
それでは、ドラマ『ネメシス』のあらすじ紹介とネタバレを始めます。
最終回の犯人は誰で結末がどうなるのか、最後までお楽しみください!
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※注意:このサイトではドラマ『ネメシス』のあらすじを解説していくうえで、ネタバレを含みますのでご注意ください。
\ネメシス小説版で読む/
- ネメシスネタバレ!ドラマのあらすじと最終回の犯人の結末まで解説!
- ネメシス|ドラマあらすじネタバレ<第10話>最終回の犯人は誰で結末どうなる!
- まとめ
ネメシスネタバレ!ドラマのあらすじと最終回の犯人の結末まで解説!
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4/11スタート、#広瀬すず さん #櫻井翔 さん主演の日曜ドラマ『ネメシス』はなんと人気ミステリ作家が脚本協力!
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今村昌弘『ネメシス1』
藤石波矢『ネメシス2』
天才すぎる助手とポンコツ探偵の超大型シリーズ開幕! pic.twitter.com/XTtBBKC8O0— 紀伊國屋書店ゆめタウン廿日市店 (@KinoHatsukaichi) March 15, 2021
ネメシスドラマ版の主要キャストと設定
アンナ(広瀬すず)と風真(櫻井翔)は探偵事務所ネメシスの助手と探偵コンビ。
初めての依頼を見事に解決した《磯子のドンファン殺人事件》以来、風真は「名探偵」と思われているが、じつは「名探偵コナン」で言うところの毛利小五郎で、本当はアンナの推理で事件が解決されていく。
アンナは推理に集中するとき、「私、ちょっと入ります」と言って”空間没入”の状態になる特殊な才能を持つ。
アンナが推理で事件解決の表舞台に出ないのは、目立たないよう栗田(江口洋介)と風真にいつも守られているため。
というのも、栗田が探偵事務所を設立したのは、突如失踪したアンナの父・美神始(仲村トオル)を探す事が目的で、アンナに危険が及ばないように栗田たちはいつも警戒しているのだ。
彼らがたずさわる事件に、アンナの父につながる手がかりはあるのか、20年前のある事件の謎とは何なのか、複雑に絡み合う謎を解いたとき、最後には衝撃の展開を迎えるという。
ネメシスドラマ版<第1話>ネタバレあらすじ・犯人と結末
第1話 天才探偵、現る!
【脚本協力:今村昌弘】
【捜査依頼日=事件発生日:2021年2月25日】
探偵事務所ネメシスに、上原黄以子(=大島優子)という女医が、雇い主である大富豪のバースデーパーティ中の警護を依頼しに来た。
早速、風真(櫻井翔)とアンナ(広瀬すず)が邸宅に向かい、警護につくことになった。
大富豪・澁澤火鬼壱(しぶさわほきいち=伊武雅刀)の6人の愛人たちが招かれたパーティでは、愛人たちに加えて、遺産の受取人をもうひとり増やすことが言い渡された。
その一人とは、火鬼壱の愛人ではなく主治医・上原黄以子。
そして、火鬼壱はあるゲームを用意しており、暗号を解いて隠してある新たな遺言書を見つけた者に、10億円はする豪邸をまるごと贈る、と告げた。
遺産の取り分が減って気を悪くしていた愛人たちはこれを聞き色めき立つが、パーティは無事解散となった。
しかし、その翌朝、火鬼壱が鍵のかかった寝室で殺されていたことからネメシス・風真とアンナによる謎解きが始まる。
発見されたとき、火鬼壱のそばにはゴルフクラブが落ちており、さらには不自然に長ったらしい血文字のダイイングメッセージが書かれていた。
豪邸内にいた誰が殺したのか、犯人探しが始まる。
神奈川県警捜査一課から捜査に来た刑事の”タカ”こと千曲鷹弘(勝地涼)、”ユージ”こと四万十勇次(中村蒼)、小山川薫(富田望生)。
風真とアンナは彼らから情報を聞き出しながら、昨夜からの愛人たちの行動を暴いていく。
状況から、死にかけた火鬼壱が書いたはずもない長すぎるダイイングメッセージは明らかに偽装であり、愛人たちが昨夜、入れ代わり立ち代わり火鬼壱の部屋に出入りして、自分を名指しする血文字を次々に書き換えていたことがわかった。
愛人たちは、自分が疑われないよう火鬼壱の死を知らぬふりをし、お互いに気に入らない相手が犯人になればいいと思ってしたことだった。
しかも、それぞれに遺産やプラス10億を当てにする理由や動機があったのである。
不思議なのは、水のペットボトルが入ったダンボール箱が、なぜか廊下に1箱放置されていたことだ。
ダンボール箱が置かれたわけを理解しているのは、犯人以外にはアンナだけだった。
アンナは昨夜のパーティで暗号書を見たときからもう暗号が解けていた。
だから、遺言書が隠されたのが火鬼壱の寝室の鳩時計の中だと気づいていた。
そして、その時計に手が届くためには”踏み台”が必要だ。
火鬼壱は、そのためにあらかじめ1箱のダンボールを鳩時計の前に用意していた。
ところが、あとになって愛人たちとの記念写真を見た火鬼壱は、1箱では足りない身長の者もいることに気づき、倉庫からもう1箱寝室に運ぶよう執事の梶に言いつけたのだが、梶はアンナがかぶった熊の剥製おどろいて気絶したため、その言いつけを実行できなかった。
そして、1箱で背の届かない小柄な愛人・桜田桃だけが暗号を解き、火鬼壱の部屋を訪れ遺言状を取り出す前に、思い違いから火鬼壱を殺してしまった。
桃は、自分の不祥事を知った火鬼壱が、新しい遺言書で自分を遺産の受取人から除外したと思ったのだ。
背の低い桃は、部屋にあった1箱では時計に届かず、倉庫からダンボール入の水をもう1箱取りに行ってきたが、その間に次々と愛人たちが現場に入り、最後には青海が部屋に鍵をかけてしまったので、入ることができずにその場から逃げ去っていたのだった。
ここまで風真は、犯人を指摘しようとするたびにアンナに矛盾を突かれ、アンナのカンペに導かれてようやく推理をして真犯人を突き止めることができた。
結局、火鬼壱の遺言状には、黄以子と愛人たち6人ともに平等に遺産を分け与えることが書かれていた。
(画像出典:日本テレビ『ネメシス』公式HP)
\第1話の小説版はこちら/
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ネメシスドラマ版<第2話>ネタバレあらすじ・犯人と結末
第2話 HIPHOPは涙の後に
【脚本協力:藤石波矢】
【捜査依頼日:2021年3月12日】
ネメシスドラマ版<第3話>ネタバレあらすじ・犯人と結末
第3話 美女と爆弾と遊園地
【脚本協力:今村昌弘】
📣#橋本環奈 さんのインタビュー動画📺到着!!
🎞メイキング映像も満載💓
超難解事件に挑む天才大学生、#ネメシス 探偵事務所の助っ人なるか!?
🕵️♀️アドリブに笑ってしまう😁
🕵️♀️#広瀬すず さんと初めてなのに「親友役」もすんなり♪#櫻井翔 #江口洋介 #入江悠 #謎解き #新キャラ pic.twitter.com/vKidXo9PlM— 新日曜ドラマ『ネメシス』【公式】4月11日よる10時30分スタート! (@nemesis_ntv_) April 3, 2021
※ テレビの放送では、小説版とは全体的にかなりプロットが異なり、犯人も違います。
ドラマ版:八景島シーパラダイスの社長に依頼された風真が、黄以子とともにプライベートで仕事を引き受けるところから始まりました。
社長の太宰(浅野和之)は、連続爆破犯・ボマーに遊園地に仕掛けた爆弾を爆破されたくなければ2億円を払うようにと脅迫されていました。
風真を怪しんで尾行した栗田とアンナも八景島シーパラダイスに到着すると、捜査に加わることになり、危ないことに関わらないよう捜査からはずされたアンナは遊園地を楽しもうと外に出て、理系の聡明な女子大生・四葉朋美(橋本環奈)と知り合いました。
いっぽう、犯人・ボマーにはなぜか警察に通報したことがバレており、社長にボマーから指示の電話がありました。
園内のバスに乗って2億円を運べ、と。
警察とともにバスに乗った社長でしたが、バスには爆弾が仕掛けられており、動きが取れません。
そのバスを尾行する風真と黄以子の車もまた、ボマーにはバレていて、バスから投げ落とした2億を風真に拾わせ、風真がそれを車から投げ落とすようにとボマーは指示しました。
橋から投げ落とした2億は空中でドローンがキャッチして運び去ってしまいました。
夜になり、園内の桟橋で水中から2億円を引き上げる男。
立ち去ろうとしたその男を、警察が取り囲み、風真が謎解きをはじめました。
事件解決には、四葉朋美の数学的才能と建築の知識による推理がおおいに助けになっていました。
ドローンを操作できる電波範囲は限られることから、ボマーが園内にいることを突き止めたアンナと、園内の設計図から爆弾が仕掛けられた場所を解き当てた朋美の推理により、爆弾は安全に処理され、現金を回収しにきた犯人を捕まえることができました。
犯人は前もってメンテナンス業者として遊園地に潜り込み、設計図を盗んで計画を立てていた、エンジニアの小池和馬(駒木根隆介)という男でした。
(以下は小説版あらすじ)
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- 身代金もある程度回収できた火野が、警察に追い詰められてもいない段階で自殺した謎
- 前園だけを爆殺せずに一般人を巻き添えにするかもしれない方法をとった謎
- そもそも、正義感から爆破を重ねてきたボマーが今回は身代金を要求した謎
- 爆弾を1個ムダに爆破した若い女がいることを火野が知っていた謎
アンナがこれらから”空間没入”により導き出した推理は、火野はボマーのターゲットの一人でもあったが、真のターゲット前園を殺害しやすくひきずりだすために利用されたにすぎず、火野と通じていた捜査関係者こそボマーである、というものだ。
そして、刑事はバディと常に二人組んで行動するが、1人で行動できた捜査官がいる。
それは一般人の風真と組んでいた河北だった・・・。
河北は風真と離れたわずかの隙きに火野を殺害したが、狙いは金ではなく、粉飾決済で私腹を肥やす前園と火野に制裁を下すことだった。)
\第3話の小説版はこちら/
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ネメシスドラマ版<第4話>ネタバレあらすじ・犯人と結末
制服すっちゃん🥺🤍
来週も楽しみすぎます✨#広瀬すず #ネメシス pic.twitter.com/RTQg8RqUAj— こ ー ぽ ん (@kopon_suzu_love) April 25, 2021
第4話 AIという名のもとに
【脚本協力:周木 律】
【捜査依頼日:2021年4月15日】
雪村陽子は名門女子校である私立デカルト女学院のスクールカウンセラー。
ネメシスに依頼してきたのは、学校で起きた美術教師の転落死の真相を突き止めてほしいというものだった。
美術教師・黒田秀臣は1週間前の昼休み、校舎の窓から校庭に転落して死亡した。
手には水に濡れた自分のスマホが握られていた。
学園は、女子教育の名門である学校の名声が傷つくことを恐れ、自殺として処理しようとしているが、雪村は他殺を疑っているというのだ。
ネメシス探偵事務所の社長・栗田一秋は、他の依頼と同じように断るつもりだったが、雪村の勤務先がデカルト女学院だと知ったとたんに依頼を引き受けることにした。
女子校での捜査となると、おじさん2人が出入りするのも小回りが利かないということで、女子学生ばかりなら危険はないだろうと、栗田も今回はアンナの関与を許し、アンナを転入生として潜入させた。
学園にはすでに神奈川県警捜査一課のタカとユージが捜査しており、風真らネメシスの登場に、デカルト女学院の教頭・南禅寺光江は捜査を早急に終わらせるよう通告してきた。
デカルト女学院は名門女子校として非常に優秀な卒業生を輩出してきた学園であり、男女交際も禁止している厳格な学校であるため、学園のイメージダウンを避けたい南禅寺は捜査に非協力的で、事情聴取はその日の16時までしか許可しないというのだ。
容疑者は全校生徒と全職員、計152人であり、わずか半日で全員に聞き込みをするのは不可能と思われた。
そこで、ネメシスが急遽呼び出したのは、かつて風真の塾講師時代の教え子・姫川烝位だった。
姫川は17歳にして世界から注目される天才AI開発者だ。
風真に対して嫌味で高飛車に見える姫川も、なんだかんだ言ってはいても、全員の証言を照合するAIを即席で開発して捜査に協力した。
そのAIの解析結果から、黒田が転落死した時刻にアリバイのない人物が4人に絞り込まれた。
そのころ、アンナはクラスメイトから、転落死した黒田が女子生徒・夏本レナと交際していた、という噂を聞いた。
しかも、夏本レナは、アリバイのない4人のうちの1人だ。
他にアリバイがないとAIが指摘したのは、同じく生徒の南今日子、西野歩美(小説版ではこの2人は秋沢愛と冬石唯)、そして雪村陽子だった。
神奈川県警のタカ&ユージは、教頭・南禅寺の証言から、黒田と交際していた雪村を疑うが、用務員の井山清十郎の証言によると、事件の起こった時刻にダンス部の鏡の前で南今日子、西野歩美が「黒田を殺す」とかなんとか言っていたという。
それが発覚した南今日子と西野歩美は、いさぎよく「私たちがやりました」と自白。
しかし、風真が、井山の証言は鏡に映った時計を見て時間を間違えていたため、それが事実でないことを指摘し、さらに
「2人は恩人であるカウンセラーの雪村先生を庇っているのですね?」
と告げると、今度は場の空気が一気に「やはり雪村が犯人」と戻り、雪村はしどろもどろになって何も弁解できない。
なぜならば、雪村もまたレナを庇って嘘の証言をしていたからである。
ところが突然、レナが「もういい、自分が殺した」と言い出す。
しかし、これも違う。
じつは、雪村は事件の起こった時刻にレナを、証言したのとは別の場所で目撃していた。
レナはそのとき、校舎の裏手で教師の平天彦と逢引していた。
男女交際を厳しく禁止されたデカルト女学院では、このことが発覚すればレナは処分されてしまうため、雪村はレナを庇っていたのだ。
つまり、レナと平は禁止された恋愛関係を隠すためお互いのアリバイを証明できず、レナと平を見かけた雪村もそのことを自分のアリバイにできず、雪村を庇う相談をしていた南と西野もアリバイをごまかすしかなかったが、事実は、彼ら全員にアリバイがあったことになる。
ではやはり、黒田は自殺だったのか・・・。
ここで、姫川AIによりアリバイ証言の不一致を検出した。
平は、レナとの関係に気づいた南禅寺に脅され、事件時刻には南禅寺と会議していたと嘘のアリバイを強要されたのだという。
南禅寺は、黒田に好意を寄せていたが受け入れようとしない黒田を脅したのだったが、その一部始終をスマホに録音されていた。
そのスマホを水没させ、自分を破滅させると恐れて黒田を殺害した犯人は南禅寺光江であった。
黒田が転落したのではなく、おびき出した黒田めがけて落としたブロックで殺害したのである。
ところで、風真とアンナが転落事件を調査していたころ、栗田は別行動で独自に調査を進めていた。
栗田がこの事件の捜査を引き受けた理由は、アンナの父で親友である美神始の失踪事件に、この学院の卒業生が関与していると考えていたからである。
始の失踪につながる手がかりを探す栗田だったが、卒業名簿のページは破り去られており、何者かに先回りされていたことに気づく・・・。
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ネメシスドラマ版<第5話>ネタバレあらすじ・犯人と結末
来週はいよいよ第5話。天狗伝説です。
降田の書いた『ネメシス4』にはこの第5話に相当する話が収録されますが、骨子を共有した基本別ストーリーになります。ので、ドラマのお話がどうなっているのかわくわくです! https://t.co/dRt1ZEess8
— 降田天(萩野瑛) (@huruta10) May 2, 2021
第5話 父の願いに花束を
【脚本協力:降田天】
ある日、真剣な顔でニュース番組を凝視するネメシスの名探偵・風真尚希だったが、
視線の先にあるのは、ジャーナリストの神田凪沙(真木よう子/神田水帆と2役)だ。
アンナに、「こういう女性が好み?」と茶化されても珍上の空だ。
その時アンナが偏愛する謎の料理店“Dr.ハオツー”の料理人・リュウ楊一(加藤諒)が浮かない顔でやって来る。
社長の栗田一秋(江口洋介)にうながされリュウが話した内容は、以下の通りである。
”天狗伝説”で有名な山奥で”天狗サーモン”という鮭の養殖業を営む天久潮(渡辺哲)が、泥酔して崖から転落死するという事件が起きた。
週刊誌は「天狗の祟り」とあおり、自殺をほのめかす記事を掲載するが、リュウは社長の転落死の前日に偶然会っていて、離れて暮らしていた3人の息子たちが家業を継ぐために戻って来たことを非常に喜んでいたという。
そんな天久社長が自殺するはずがないと、リュウはメネシスに調査を依頼しにきたのだ。
長男の一魚(野間口徹)、次男の二魚(大鶴佐助)、三男の三魚(堀家一希)の3人の息子のうちの1人の経歴に目をとめた栗田は、依頼を快諾。
ネメシスの3人とリュウは、早速真相を探るべく山奥の養殖場に向かった。
潮の家族は3人の息子に加え、潮の義弟・天久洋(渋川清彦)に、潮の後妻・郁子(ともさかりえ)だが、保険金、土地の利権、相続、と何かといがみ合ってばかりだ。
家族のそれぞれが怪しい。
風真は失踪中のアンナの父・始(仲村トオル)の同僚の大和猛流(石黒賢)にもアドバイスを仰ぎながら、順調に捜査を続けていく。
そんなネメシス一行の様子をじっと観察し続ける者がいた。
狗なのか!?
調査をすすめる風真が突如、風真の命が狙われる緊迫の展開に!
保険金受取人である郁子、養魚場の土地を売却しようとしていた二魚、借金のある三魚、潮の先妻だった姉がなくなった後も潮を恨み金に汚い洋、誰が容疑者であってもおかしくない状況で、ネメシスは、天久潮の死について調べることになった。
チェーンを巻きつけて鍵をかけられた倉庫が気になった風真らは、少しだけ空いた窓の隙間から撮った写真について、美神始の同僚だった大和猛流に確認をしていた。
その後、夕食前に温泉に入るため1人で林の中を歩いていた風真は天狗の姿をした誰かに襲われたが、素早くかわして事なきを得た。
そのあとリュウ楊一と風真、アンナに天久家族とともに夕食が振る舞われ、寝室代わりのキャンピングカーでリュウと風真は眠ってしまった。
どうやら夕食の中に睡眠薬が盛られていたらしい。
ネメシスの車で待機していたアンナは、キャンピングカーが運ばれていくのに気づき、目を覚ましたリュウの機転により、危ういところで崖から落ちそうになる車を止めることができた。
しかし、キャンピングカーを引いていた車には誰も乗っていなかった。
なんとか天久家へと戻った3人が見たものは、なんとロープを首にかけて死んでいる洋とチラシの裏に書かれた「俺が親父を殺した、すまない」という遺書だった。
翌朝、アンナの”空間没入”による推理と、風真の謎解き解説で真相が語られた。
犯人は長男・一魚であった。
遺伝子工学の研究者であった一魚は、倉庫を利用して身の付きの良いサーモンのゲノム編集による品種改良を実用化しようとしていたが、父・潮はそれを認めなかった。
そんな中で父・潮の転落死は起こったが、これは全くの事故だった。
しかし、探偵たちに倉庫を調べるよう仕向けたり、不要なことを喋らない代わりにと金をゆすっていた洋を殺したことを一魚は認めた。
風真は一魚を告発せず、自ら警察に出頭するように促すのだった。
連行される直前、一魚は以前、菅容子から菅研に来ないかと誘われたこと、最近、ある女性がそのことを聞きに来たことを風真に言い残していた。
一方、19年前の事故現場に、凪沙が現れていた。
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ネメシスドラマ版<第6話>ネタバレあらすじ・犯人と結末
第6話 真実とフェイクのあいだに
【脚本協力:藤石波矢】
天狗サーモン・社長怪死の切ない真相を暴きつつ(第5話)、菅研究所=通称・カンケンに一気に近付いた【探偵事務所ネメシス】の自称・名探偵=風真尚希(櫻井翔)と社長の栗田一秋(江口洋介)。
探偵助手の美神アンナ(広瀬すず)の失踪中の父=始(仲村トオル)が、19年前に起こした事故現場で静かに手を合わせる2人だが、女性のヒールの新しい足跡を見つける。
そして【ネメシス】に今日も新たな依頼者が――。
動画配信用カメラで騒々しく生配信をしながらやって来たのは、膨大なフォロワー数を誇る暴露系動画配信職人=タジミンこと多治見一善(柿澤勇人)。
今をときめく若手人気女優=久遠光莉(優希美青)の行方を探してほしいという。
実はこの日、車内で覚醒剤を使用しているタジミンと光莉の動画が流出し世間は大騒ぎになっていた。
だがタジミンによるとこれは明らかなフェイク動画。
2人に恨みを持つジャーナリスト=神田凪沙(真木よう子)にはめられたと主張し、凪沙が光莉を拉致しているのではないかと心配する。
一方、“神田凪沙”の名前を聞き、今までにない速さで依頼を快諾する栗田だったが、天狗サーモンの一件以来腰痛が著しく悪化している様子。
風真とアンナを追い払うよう捜査に行かせるが、その裏で何やら密かに別行動を……?
一方タジミンと共に、光莉不在の撮影スタジオに出向くアンナと風真。
初めてのドラマの現場に興味津々のアンナだったが、そこにまさかの凪沙本人が現れる。
なぜか不自然に顔を隠す風真…そんな風真を見て顔色を変える凪沙。
気になる2人の関係は!?
フェイク動画、女優失踪、凪沙の思惑が繋がり、ついに20年前の事件が封じ込められていたパンドラの箱が開く、衝撃の第6話!
引用:番組公式HP
(あらすじ続き・・・)
※第5話までと違い、小説版と放送はほとんど同じ内容
光莉が撮影予定だったスタジオに神田凪沙が現れた理由は、凪沙本人によると、たじみんとのスキャンダル動画が流出した騒動で、以前の仕事仲間として心配したからだという。
じつは、たじみんと光莉、凪沙は2年前に報道番組で共演していたが、凪沙のスクープの捏造疑惑をたじみんが暴いて光莉も凪沙を非難したため、その不祥事で番組は打ち切りになり、神田凪沙は干されてしまっていた。
そんな因縁から、凪沙が光莉を拉致しているとたじみんは攻撃した。
光莉捜索の依頼を受けた風真はAIを駆使する天才・姫川の手も借りて必死に行方を探す。
翌朝早く、「光莉から手がかりとなる映像が送られてきた」とたじみんがネメシスに駆け込んできて、風真らは黄以子の運転で一緒に廃倉庫へと向かったが、倉庫の3階から麻袋がドスンッという音とともに落ちてきた。
麻袋から出ている顔を見ると光莉だった。
駆けつけた黄以子が医師として「死んでる」ことを確認した。
光莉を突き落とした犯人が倉庫の3階にいる!と動画を生配信しながら現場に向かうたじみんだったが、3階にいた何者かに気絶させられ、捕まってしまった・・・。
たじみんが気がついたとき、そこには風真がかけつけていたが、神田凪沙もまたその場にいた。
たじみんは「そいつが犯人だ、捕まえてくれ!」と叫び、風真はそれに応じてたじみんの拘束を解き、謎解きを始めた。
2年前の偽報道でキャリアに傷がついた神田凪沙がたじみんと久遠光莉を恨んで復讐する、というストーリーは、たじみんがでっちあげたものであり、光莉を殺したのはたじみんだと指摘する風真。
光莉が殺されなければならない理由は何か?
2年前の神田凪沙の「偽スクープ」騒動は、じつはたじみんによるでっちあげだという事実に、光莉が気づいたから。
証人を消したというわけだ。
しかし、そこへ久遠光莉が登場した。
久遠光莉は、たじみんに拉致され、時限装置で倉庫の3階から落ちるよう仕組まれたトリックで実際に転落死するはずだったが、その前に居場所を割り出した風真らによって救出されていたのだ。
さきほどの死体は、落とした土嚢とすり替えた麻袋に入った死体メイクの光莉の演技だった。
ここまで、たじみんが光莉を殺した動機や方法もすべて証拠として録画、録音されていることを察知したたじみんは盗聴器やビデオカメラをすべて発見して破壊し、「たとえ光莉や風真、凪沙が言っても、世間の信用のない人間の言うことより、フォロワーが多い自分の言うことを世間は信じる。証拠はない。」とうそぶいた。
しかし、そのとき倉庫の壁が取り払われ、まばゆい照明がたじみんを照らし出し、すべてが白日のもとに晒された。
たじみんが光莉を殺害し、その罪を凪沙に着せると同時に生配信を自分のアリバイに使おうとしたこの倉庫は、それとそっくりに用意された撮影用のセットだった。
光莉の出演ドラマのスタッフやプロデューサー、マネージャー、すべての関係者だけでなく、さらには神奈川県警捜査一課のタカ&ユージもがことの成り行きを逐一目撃した証人であったというわけだ。
女優やテレビドラマをモチーフにした回だけあって、どこからどこまでが演技でどこからが事実なのか、何重にもトリックでだまし合う展開となった第6話であった。
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ネメシスドラマ版<第7話>ネタバレあらすじ・犯人と結末
第7話 嘘と裏切り
【脚本協力:青崎有吾】
今回の依頼者は、タジミン逮捕へ向け【ネメシス】と共闘したジャーナリストの神田凪沙(真木よう子)。
凪沙はアンナ(広瀬すず)の失踪中の父=始(仲村トオル)が起こした19年前の事故で、美神芽衣子(山崎紘菜)と共に亡くなっていた風真の元同僚=神田水帆(真木よう子/2役)の妹だった。
凪沙の依頼は、タジミンに多額の金を払い、凪沙が追っていた”臨床試験の不審死”報道をもみ消させたコンサル会社社長=烏丸(宇野祥平)の正体を一緒に突き止めてほしいというもの。
烏丸と菅研究所=通称・カンケンが繋がっていることを確信した栗田は、「アンナに20年前の事件については一切口外しないこと」を条件にこの依頼を引き受け、凪沙と共に捜査に乗り出す。
早速烏丸の素行を洗う風真だったが、烏丸はいつもどこかに携帯で連絡を取っているだけ。
しかも屈強なボディガード・志葉(板橋駿谷)が四六時中張り付いており、全く近付けない。
だが烏丸が毎週違法な賭場に通っていることを突き止めた風真に、栗田は烏丸のスマートフォンのデータを奪うことを命じる。
そこで風真が協力を求めたのは、かつて風真が弟子入りしていた元凄腕詐欺師のマジシャン・緋邑晶(南野陽子)。
緋邑にイカサマ術を教え込まれ、アンナと共に違法賭場に潜入する風真だったが、カンケンの魔の手はすぐそこまで迫っていた……。
ついに明かされるカンケンの目的!
そして、アンナの父を拉致した人物とは?
20年前の事件の真相の輪郭が露わになった時、風真と栗田の深い絆にまさかの亀裂が走る!?
一気にサスペンスのギアが入った【ネメシス Season2】が開幕する!
引用:番組公式HP
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ネメシスドラマ版<第8話>ネタバレあらすじ・犯人と結末
第8話 20年目の告白
〈カンケン=菅研究所〉の大和猛流(石黒賢)の暴露により、ついに自身が、父・美神始(仲村トオル)の手によって、世界初の≪ゲノム編集ベイビー≫として生まれたことを知ってしまった美神アンナ(広瀬すず)。
【探偵事務所ネメシス】の探偵・風真尚希(櫻井翔)と、社長の栗田一秋(江口洋介)は、「知っていることを全部話して!」とアンナに詰め寄られる。
風真、栗田から語られた内容は、これまで我々視聴者が疑問に感じていた全ての“答え”だった…。
そもそも、何故、アンナが影で推理し、風真が探偵として振舞っていたのか?
風真が過去にあらゆる仕事をしていたのは何故か?
【20年前の事件】と【19年前の事故】の関係は?
これまでの全話が繋がっていた事が明らかとなる!
- 1話:病院で生まれたばかりの赤ん坊=アンナを抱いて、「俺はこの秘密を一生守る。この子も……」とつぶやいていた始の、強い決意に満ちた表情。
この赤ん坊はどのようにして生まれたのか・・・カンケンから逃げてきた美馬芽衣子から始に救けを求める電話が入る。
神田水帆とともに出産間近の芽衣子を乗せ、信頼できる恩師の病院へ急ぐ始の車にカンケンの追手が迫り、事故が起こる。
【栗田探偵事務所】から【探偵事務所ネメシス】へと姿を変えたのは何故か?・・・その事故以来、カンケンの手がかりもつかめなかったが、始の拉致・失踪により、19年後の今もカンケンの陰謀が続いていることを察知した栗田と始の元部下である風真は「栗田探偵事務所」を封印して水面下で捜査を再開した。- 2話:兄(窪塚愛流)の行方を探してほしいと依頼してきた妹(田牧そら)。
この兄妹は児童養護施設「あかぼしの家」の出身者で、【19年前の事故】で始と水帆(真木よう子)と共に車に同乗していた芽衣子(山崎紘菜)も「あかぼしの家」で育っていた。- 3話:風真が八景島シーパラダイスでイルカの調教師をしていたという、職歴が明らかに。
(他にも宅配業者、塾講師、マジシャン、土木作業員など)。
風真が数々の仕事を転々としてきた切ない理由とは?・・・重大過ぎる秘密を抱えて日本を離れた始にいつか再会したとき、始の役に立てるように、とにかく手に職をつけ人脈を広げたいという思いから。- 4話:「デカルト女学院」という名前に栗田が強く反応。
後に菅容子(今村美乃)の出身校であったことが分かるが、学内を調査しようとした栗田を先回りして妨害したのは誰なのか?・・・四葉朋美(朋美もデカルト女学院出身者だった)- 5話:ポンコツ探偵だったはずの風真が、遺伝子工学の専門的な知識を持っていたのは何故なのか?・・・立花研究室(世界最先端の始の研究室)にいたから
- 6話:凪沙(真木よう子・2役)が取材していた“人体実験”を虚偽報道として揉み消すようにタジミン(柿澤勇人)に指示した烏丸(宇野祥平)とそのボディーガード・志葉(板橋駿谷)の存在とは?・・・カンケンの手先
- 7話:正体が明らかとなった大和猛流の本当の狙いとは?・・・世界で誰もなし得なかった研究の成果を我が物にしたい
そして始は、今現在一体どこにいるのか?・・・カンケンに監禁されているまたオープニングで一見デザインフルに登場する“二重螺旋”も、DNAが生細胞中でとっている立体構造であり、アンナが推理する際に画面に現れるAGTCの英文字もDNAの塩基配列だ。
ついに明かされる『20年前の事件』…20年前に一体何があったのか?・・・立花研究室で成功したヒト遺伝子のゲノム編集受精は、ヒトに適用してはならないという倫理規定を条件に認められた研究であり、成功した受精卵は、人体に受胎させてはならないため凍結保存された。
しかし、それが盗み出されるという最悪の事態が起こり、この責任をとって始は事実を公表し研究室を閉じた。そして、アンナ出生の秘密――すべてを知ってしまったアンナは、自分の存在のために、始たちがあまりにも多くの犠牲を払ってきたこと、それを知らされずにいたことにショックを受け、信じていた父や栗田、風真にまでも心を閉ざしてしまう。
そんなとき唯一、話し相手にと頼った親友の四葉朋美こそ、アンナを狙う真の黒幕であった。
四葉朋美は、自分がカンケンの所長・菅容子の娘であり、意図的にアンナに接近したことを明かし、アンナを菅研へと連れ去る。
菅研で因われた父・始、そしてアンナは大和猛流によって血液や組織のあらゆる検査を行われる。引用:番組公式HP
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ネメシスドラマ版<第9話>ネタバレあらすじ・犯人と結末
第9話 女神たちの決戦
【捜査日:2021年5月14日】
第9話のあらすじ
ついに判明した菅研究所=カンケン最大の黒幕!その正体は美神アンナ(広瀬すず)が親友だと思い込んでいた大学生=四葉朋美(橋本環奈)。朋美の本名は”菅朋美”で、カンケンを立ち上げた菅容子(今村美乃)の娘だったのだ!20年前、アンナの父=立花始(仲村トオル)と共にゲノム研究に取り組んでいた大和猛流(石黒賢)も、いまやカンケンの中心的存在。菅容子に誘われるままカンケンに参加し、世界初の≪ゲノム編集ベイビー≫=GE10.6の受精卵を始の研究所から盗み出したのも大和だった。傷心のアンナは朋美の正体に気付くのが遅れ、そのままカンケンに拉致監禁。その頃【探偵事務所ネメシス】ではアンナを救い出すため、風真が“七人の侍”ならぬ“八人の侍”を招集しようとしていた!あぶな“過ぎる”刑事=タカ&ユージ(勝地涼&中村蒼)コンビ、スピード狂で実は腕のいい医者=上原黄以子(大島優子)、孤高の道具屋=星憲章(上田竜也)、天才AI開発者=姫川烝位(奥平大兼)、自称・中国の雑技団5軍出身の料理人=リュウ楊一(加藤諒)、美しきコンフィデンスマン=緋邑晶(南野陽子)、【19年前の事故】で姉を失ったジャーナリスト=神田凪沙(真木よう子)。すべてはアンナのために――!【チームネメシス】が命を賭けてカンケンに立ち向かう!
ネメシス|ドラマあらすじネタバレ<第10話>最終回の犯人は誰で結末どうなる!
ネメシス前回までのあらすじ・黒幕と犯人をおさらい
半年前の、始の誘拐事件も、アンナ拉致も、8話・9話で明かされたとおり、黒幕が四葉朋美こと菅朋美で、実行犯は大和猛流と志葉だった。
20年前、菅研の菅容子に協力するよう言われて、立花研究室から凍結され封印されていたゲノム編集受精卵GE10.6を盗み出したのは大和猛流。
19年前、GE10.6を移植されて妊娠した美馬芽衣子が菅硏から逃走した際、追手(大和)の追跡により神田水帆とともに事故死。
拉致されたアンナは、カンケンで父・始に再会するが、始の研究データのパスコードを賭けたゲーム・ナイトツアーで朋美に敗北してしまい、ふたりは1時間後に部屋の酸素を抜かれてしまう危機に直面する。
これらの事件のあらましがわかり、ネメシスの風真と栗田も朋美が黒幕だと気づいて、カンケンに拉致されたアンナを救出に向かった。
風真はカンケンがアンナ拉致に使った車両から手がかりを見つけたようだ。
ネメシスドラマ版<最終回第10話>ネタバレあらすじ・犯人と結末
最終回 第10話 愛してくれてありがとう
【菅研究所=カンケン】最大の黒幕が、菅朋美(橋本環奈)だと知った【探偵事務所ネメシス】の探偵=風真尚希(櫻井翔)と社長の栗田一秋(江口洋介)。
朋美と大和猛流(石黒賢)に拉致監禁された、美神アンナ(広瀬すず)とアンナの父=始(仲村トオル)を救い出すため、風真は“チームネメシス”(勝地涼・中村蒼・大島優子・上田竜也・奥平大兼・加藤諒・真木よう子・南野陽子)の≪8人の侍たち≫にすべてを明かし、協力を頼む。
警察の“Nシステム”に侵入し、カンケンの車のナンバーを突き止めた風真たちだったが、なかなかカンケンの本拠地までたどりつけない。
だが車に残された“あるモノ”に気付く風真。
決してただのポンコツなどではなかった風真の、鋭い推理が冴えわたる!
一方朋美との“ナイトツアー”に敗れたアンナと始に、刻々と命のリミットが迫っていた。
アンナのネックレスの膨大なデータの解析は着々と進み、朋美と大和は今や利用価値のなくなったこの親子を最も残酷な方法で殺害しようと目論む。
だが解析完了の直前で、何かに気付く朋美。
そこで始から告げられる“ある衝撃的な事実”に、朋美は打ちのめされる。
アンナVS朋美――。
美しき天才同志の2人の戦いの行方は、想像もしない方向へと向かっていく。
最終話でこの20年間くすぶり続けていた男達の深すぎる因縁にも、一つの終止符が打たれる
栗田と始の長年の熱く確かな友情、かつては同じ志を持った研究者だったはずの始と大和の決定的な思想の違い……。
サスペンスミステリーとしての伏線回収はすべて終わった。
だが振り返れば、第1話から7話までどの回にも“愛の物語”が組み込まれていたことに気付く。
これらの愛をめぐる事件の中心には、いつもアンナと風真がいた。
もちろんアンナと風真、栗田の間に血縁関係はない。
だが間違いなく【ネメシス】はひとつの家族だった。
引用:番組公式HP
<放送前の最終回予想!!>
番組予告動画からは、始はカンケン内で死亡するようでした。
”始から告げられる衝撃的な事実”によって朋美が打ちのめされる、とのことなので、最終回にもう一つどんでん返しもありそうです。
実は始は菅容子の治療のために研究していた、とか、始が実の父だった、とか朋美と始に何らかのつながりがあるかもしれません。
自分や母の病気による寿命に不公平感を募らせた生きてきた朋美にも、始の言葉を聞いて、親子を助けようと思ったかもしれません。
しかし、始の研究成果を我が物にしたい大和によって、始は殺されてしまう・・・?
アンナは、生まれたと同時に2人の母(遺伝子上の母・神田水帆と代理母・美馬芽衣子)を失っており、父・始を失ってしまったら家族はもう誰もいなくなります。
遺伝子操作で生まれた経緯を考えると、孤独な存在ではあるアンナですが、ネメシスという絆、そして遺伝子的に叔母にあたる神田凪沙に守られ、アンナには新しい家族がいつのまにかできていた、そんな結末となるのではないでしょうか??
追記⬇最新情報!!
<最終回放送内容>
チームネメシスが一丸となってアンナと始の救出に向かう最終話。
始の研究データの解析が終わろうとしたとき、朋美はデータを見て驚愕し、始を問い詰めた。
始は応じて、朋美の遺伝性大脳変性症を引き起こしている遺伝子は1つだけではなく、多くの遺伝子情報が複雑に絡んでいること、始の研究成果だけでは治療できないことを告げた。
朋美は、研究を続けても自分の病気の進行に治療法が追いつけないことに失望し、愕然とした。
そのころ、風真が見つけた石灰岩から凪沙の情報、姫川のAIにより、菅研の場所を突き止めたチームネメシスは、黄以子のドライビングテク、星の使える道具、緋村の手品道具、リュウの身体能力、そしてタカ&ユージ&薫と、警察まで巻き込み、なんとか内部に侵入することができた。
しかし、そのときにはタイムリミットの60分を過ぎてしまっており、ネメシスによる撹乱のおかげで、アンナと始は酸素を抜かれた部屋から連れ出されたが、逆に栗田、風真、凪沙は囚えられ、手錠に繋がれてしまう。
菅研を爆破し棄てて逃げようとする朋美と大和だったが、風真が手錠を外し、アンナも鍵を手に入れて全員が解錠。
諦めた大和は「全て終わりにしよう」と言って、致死量のペントバルビタールを手に取り、始を道連れに自分にも注射。
始は栗田と風真に感謝を告げ、アンナを託した。
アンナには、生まれてくることを二人の母も喜び楽しみにしていたこと、生まれてくれて嬉しかったことを告げ、始は息を引き取る。
大和は「20年間、時が止まっていたのは僕だけだったか」と自らを冷笑するように死んだ。
アンナは悲しみの中にも空間没入により、大和のパスワードを読み取り、爆破寸前で全員の命を救った。
事件後、始とアンナのことは、タカ&ユージの図らいで伏せておくこととなり、日常が戻ってきたかに見えたころ、アンナは密かにインドへ帰国しようとネメシスに辞表を残していなくなる。
すぐに気づいた風真が栗田とともにアンナを追いかけ、「二人の母親がいたことを忘れるな。俺たちはもう家族だ。大丈夫」とアンナを勇気づけ、思いとどまらせることができた。
まとめ
ついに6月13日、最終回‼️
死へのカウントダウンが迫る
アンナと始…👨👧チームネメシスは
あらゆる手段を使って
決死の救出劇に挑む👊💥果たして、本当の愛とは…😢
予想外の結末に
きっと誰もが涙する…😭最終話
『愛してくれてありがとう』#ネメシス #広瀬すず #櫻井翔#江口洋介 pic.twitter.com/Jq7MbLjjrA— 『ネメシス』【公式】ついに最終回‼️6月13日放送 (@nemesis_ntv_) June 6, 2021
ネメシス|ドラマ第1回から最終回まで、あらすじをネタバレしてきました。
最終回の犯人・黒幕・・・第8話で判明していたとおり、菅朋美
結末・・・
以上、ネメシス|ドラマあらすじネタバレ!最終回の犯人は誰で結末どうなる?と題してお伝えしました。
(画像出典:日本テレビ「ネメシス」番組公式HP)
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